【経験発表】業務用機器ソフトウェア新規開発における派生開発思考の活用による効率化戦略~機種バリエーションを見据えた設計で、開発負荷低減と製品付加価値向上を両立~

イベント名 派生開発カンファレンス2025
時間 14:50~15:30
講演者 リベラルロジック株式会社 中村 晋一郎
概要 派生開発の手法は、既存システムの変更対応で培われた知見ですが、本事例では、完成済みハードウェアを前提とする新規ソフトウェア開発において、将来の機種間の違いを見越した設計戦略として活用しています。5機種を対象に、必要事項の抽出(スペックアウト)や要求・仕様の定義、トレーサビリティマトリックスによる影響範囲の明確化、さらに一括実装を前提とした設計手法を採用することで、従来の新規開発では得られなかった大幅な開発負荷低減と製品付加価値向上を実現しました。本発表では、具体的プロジェクト事例を通してその手法と効果を詳細に解説します。