【基調講演】XDDPから「IoT」に挑む – 困難な状況をチャンスに変える –

イベント名 派生開発カンファレンス2016
時間 16:35~17:25
講演者 株式会社システムクリエイツ、派生開発推進協議会代表  清水吉男(しみず よしお)

 

1968年からソフトウェアの世界に入り、汎用機による企業システムやオンラインシステムの開発を手掛ける。
途中で組み込みシステムの世界に転じ、POSシステムやICE、インクジェットプリンターなどの開発に携わる。CMMとの出会いを機に、自ら考案した要求の仕様化技法(USDM)や派生開発向けの開発プロセス(XDDP)等を元に1995年からプロセス改善のコンサルティングを開始。さらに、2010年に派生開発推進協議会を設立し、これらの普及活動に入る。

【著 書】
『要求を仕様化する技術・表現する技術』(技術評論社)、『派生開発を成功させるプロセス改善の技術と極意』(技術評論社)、『わがSE人生に一片の悔いなし』(技術評論社)、『SEの仕事を楽しくしよう』(SRC)
『硬派のホームページ』(http://homepage3.nifty.com/koha_hp/)主催

概要 多くのソフトウェアの開発組織では長期にわたって派生開発を外部に依存してきました。その結果、ソースコードは劣化し、開発技術も空洞化しています。このような状況の中で「IoT」の波に遭遇しているのです。
IoTに対応するには強い保守性や勝つための仕掛けが必要であり、劣化したソースコードで戦い続けることは難しいでしょう。その結果、多くの組織では派生開発に取り組みながら新規開発に対応するという難しい課題に直面しています。「XDDP」は、その取り組みによって、この難しい課題に応えることができます。今回、その方法を紹介します。