【招待講演】超上流工程のための業務プロセスモデルと要件定義手法

イベント名 第6回 アフォード・フォーラム
時間 11:00~12:00
講演者

有限会社ケイプラス・ソリューションズ代表取締役 田中康(たなかやすし)

【経歴】
博士(工学)。
2006年、ソニー株式会社を独立し、コンサルティング会社「ケイプラス・ソリューションズ」を設立。
PRePモデルを適用した業務プロセス設計、システムの超上流設計の支援を行っている。
東京工業大学、奈良先端科学技術大学院大学にて超上流工程からのシステム開発演習を担当、現在、奈良先端科学技術大学院大学(客員准教授)、大阪芸術大学(客員教授)を兼任。

概要 本講演では、2000年に策定されたCMMIで定義されている「要件開発」の意味を理解するとともに、業務レベル設計にPRePモデルを適用してシステム要件を開発するための基本的な考えかたを説明します。
「顧客要求を収集・理解して計算機システム要件を定義する」という従来のアプローチではなく、「業務レベルの設計が計算機システムへの要求を定義する」というアプローチです。
概念Entity-baseのプロセスモデリング手法のひとつであるPRePモデルを業務レベル設計に適用することによって、トレーサビリティーを確保しながら、業務レベルから計算機システムの概念設計と要件定義までを一気通貫に進めることができるようになります。