派生開発カンファレンス2013
発表募集のご案内

今、日本のものづくりは、超円高や新興国の追い上げだけでなく、高い法人税率、電力不足など、 いわゆる六重苦と呼ばれる状況が続いています。 このような状況の中、変更による手戻りなど、派生開発に時間をかけて手をこまねいている場合ではありません。 派生開発への適切なアプローチで混乱を乗り切り、付加価値の高い製品・サービスをいち早く提供して世界を 驚かせる日本でありつづけることが今求められているのではないでしょうか。

派生開発カンファレンスは、派生開発に関わる方々が一堂に会し、現場で役立つ 実践的な技術や経験、ノウハウ、研究成果を発表し情報交換を行う場です。 カンファレンスでは、開発現場における事例を持ち寄り、その取り組みの精度を高め、 これから取り組もうとしている人たちの指針となる機会となることを目指してきました。 今年で4回目を迎えるカンファレンスは、毎回、250名以上の皆様に出席頂き、活発な 意見交換を行っています。

本カンファレンスでは、派生開発による成果を高めるために邁進・活躍されている 皆様の工夫や成果・経験を広く募集します。 本カンファレンスで発表することによって、さまざまな方からのフィードバックを得られ、 発表内容のみならず今後の関連活動の参考にしていただけると確信しております。
派生開発の現場で日々努力されているみなさまのご投稿をお待ちしております。

派生開発カンファレンス2013 開催概要

開催日 2013年5月24日(金)
会場 横浜市開港記念会館 講堂
http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/
プログラム概要 一般発表、ポスター、チュートリアル、ワークショップ

募集テーマ

XDDP※1、USDM※2、PFD※3に関する発表を募集いたします。必ずしも成功事例である必要はなく、 失敗事例から学んだ内容も大歓迎です。

導入の工夫 「導入障壁への対応」、「開発現場への導入事例」、「技術者への教育・育成」 など
適用時の工夫 「大規模システムへの適用」、「ビジネスシステムへの適用」、 「影響範囲、適用箇所の効率的な抽出方法」、「テストにおける工夫」、 「支援ツールの効果的な活用方法」、「モデル駆動・モデルベース開発への適用」 など
他手法との連携 「SPL(SPLE)※4との連携」、「アジャイルとの連携」、 「形式手法との連携」、「ユースケース等との連携」 など
他分野への適用 「USDMのリスク管理への応用」、「ハードウェアへの派生開発の適用」 など
    ※1 XDDP:eXtreme Derivative Development Process
    ※2 USDM:Universal Specification Describing Manner
    ※3 PFD:Process Flow Diagram
    ※4 SPL(SPLE):Software Product Line (Software Product Line Engineering)

投稿要領

1.カテゴリ

・経験論文、経験発表募集

経験論文
(A4 8枚程度)
  • 派生開発に関する新たな提案、既存の方法・技術の実践などを 報告する論文です。プログラム委員によるレビューが行われ、論文をよりよく するためのコメントをお送りします (別途、発表用スライド原稿も必要です)。
  • 応募フォーマットはこちら「affordd_paper.doc」 をご使用ください。
経験発表
(概要1000文字程度、
発表スライド)
  • 実践活用事例、ノウハウなどをまとめた発表です。 また、現在取り組んでいる活動の速報、問題提起等もお待ちしております。 応募フォーマットによる概要での審査後に発表用スライドを作成いただきます。
  • 応募フォーマットはこちら「xddp2013_paper_entry_form.doc」 をご使用ください。

・ポスター、ディスカッションテーマ募集

ポスター
(概要200文字程度)
  • 取り組み中の研究、活動状況、工夫したことなど、派生開発にまつわる ポスターを募集します。今年は昼休みを約2時間と長めにとり、少しでも多く意見交換が 出来るようにする予定です。
  • 応募フォーマットは、こちら「xddp2013_poster_entry_form.doc」 をご使用ください。
ディスカッションテーマ
  • 今年はワークショップのセッションで「議論の場」を設けます。 導入に関する悩み、USDMの記述に関する悩み、プロセスの悩みなど、 派生開発に関して日頃思っていることを「ディスカッションテーマ」として募集します。
  • 応募フォーマットは、こちら「xddp2013_discussion_entry_form.doc」 をご使用ください。

2.投稿方法

各カテゴリの応募フォーマットに記載し、以下のメールアドレスまでお送り下さい。
    宛先 : 締切ました
    締切 : 2013年3月1日(金) 24:00

【お願い】
  • 応募までに社外発表の可否に関する社内手続きを済ませてください。
  • 採用決定後の発表の取り下げはご容赦ください。
  • 論文、発表資料は日本語で執筆、発表してください。

3.採否審査

ご応募いただいた発表概要は、当カンファレンスのプログラム委員会で査読を行い、 採否を審査します。採否審査では、記載された内容について、次の観点から総合的に評価を行います。

  1. 有用性: 実践の観点から見て有用か
  2. 信頼性: 記述内容の裏付けは十分か

採否審査の結果は、3月中旬頃にメールにて通知します。

4.発表者特典

代表の発表者1名のカンファレンス参加費が無料となります。
   ※情報交換会に参加される場合は別途参加費が必要となります。

5.申込み〜発表までのスケジュール

経験論文、経験発表

  ・投稿締切 : 2013年3月1日(金)
  ・採否通知 : 2013年3月中旬
  ・Web掲載用概要提出締切 : 2013年3月末
  ・「経験論文」最終原稿提出締切 : 2013年5月初旬
  ・「経験論文」「経験発表」発表資料 最終原稿提出締切 : 2013年5月中旬

ポスター、ディスカッションテーマ

  ・投稿締切 : 2013年3月1日(金)
  ・採否通知 : 2013年3月中旬
  ・内容に関するプログラム委員との調整 : 2013年5月中旬まで


※ 論文原稿は本協議会Webサイトで公開する予定です。
※ ポスターはカンファレンス当日に持参してください。

個人情報の扱い

ご応募頂きました個人情報は、派生開発推進協議会が厳重に管理・保管し、以下の目的以外に使用することはありません。

  1.  派生開発カンファレンス2013 プログラム委員会、および派生開発推進協議会からの連絡
  2.  予稿集(印刷物、Web版など)への掲載 

問い合わせ先

・派生開発推進協議会に関する問い合わせは「派生開発推進協議会 (queryアットaffordd.jp)」まで
...「アット」は "@"に置き換えてください。