平均的なアメリカのプログラマーの本棚にあるコンピュータ関係の本は、一冊に満たない
これは、米国のプログラマーの数より、米国で売れたコンピュータ関係の本の数の方が少ない、という統計データから出てきた言葉です。
かの E. Yourdon も、
と嘆いています。
実用本の氾濫で、最近の書店に棚に、ソウトウェア・エンジニリングに関する本を見つけることは難しくなってきました。上の“コンピュータ関係の本”には、所謂実用本は含まれていません。同じように、ヨードンの言う“コンピュータ関係の雑誌も”には実用本的な雑誌は含まれていません。
もっとも、この国においては、ヨードンの言う“コンピュータ関係の雑誌”は僅かしかありませんが、それでも、その気になれば何種類か見つけることが出来るでしょう。
もし、あなたの本棚に、実用本やプログラミング言語の解説書以外に、ソフトウェア・エンジニアリングに関する本が1冊もないとしたら、またその種の雑誌を継続して入手していないとすれば、一体、どうやってこの仕事を続けていく積もりでしょうか。
せめて年間に5万円ぐらいは自分に投資しましょう(もっとも5万円では不十分ですが・・・)。自分に“金を賭け”てください。まさか競馬には外れても、自分に投資して外れることはないでしょう。