CMMによるプロセス改善入門

「目的はソフトウェアプロセスを改善することである.CMMのレベルにこだわってはいけない」  この本は、一人のコンサルタントが、CMMと出会い、CMMをどのように理解し、どのように活用したかという観点で書かれた本である.私自身が、普段からCMMに対して感じていることと、多くの点で共有できる本で、非常に勇気づけられた.

日本版CMMの動きに動揺したり、CMMを誤って理解している人が多い中で、この本は実にタイムリーである.[プロセス関係]


パーソナルソフトウェアプロセス入門

これは、PSPの入門書として編集されたもので、PSPを平易に組み立てられている.「パーソナルソフトウェアプロセス技法」の前段として位置づけられているようだ.各章の記述も、「パーソナルソフトウェアプロセス技法」と比べても簡潔にまとめられていて、何がポイントなのかが理解しやすくなっています.それぞれの章の中で使われるテンプレートなどは、前書と同じように、ふんだんに扱われています.

「パーソナルソフトウェアプロセス技法」が読めなかった人は、こちらから再挑戦してみることをお勧めします.[プロセス関係]